初めての起業、
「どんなアイデアで起業するか?」
ネタ探しに困っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、副業レベルからスタートして、そのまま軌道に乗れば独立出来そうな起業のアイデアを、独自に調べてまとめてみました。
あくまで、私のメモ的な形ではありますが、あなたにも役に立つヒントが紛れているかもしれないので、ここに公開しておきます。
もちろん、どんなビジネスも良いところばかりではありませんが、起業するなら事前にいろいろなビジネスやアイデアに触れておいても損にはなりません。
やりたいビジネスが実際に見つかるかもしれないし、そうでなくても、あるビジネスの成功モデルが別の業界やビジネスで力を発揮することもあるからです。
農業
夫婦二人で1,000万稼ぐ人達もいる。
作った農産物をネットで直販するか、流通基盤の整った地域で農協に卸すかなど、
一定量を適切な価格でさばける出口がキモになる。
世界に目を向けると、日本の農産物は価値が高いので、グローバル化を考えれば今後有望なビジネスかもしれない。
軽貨物運送業
軽トラック一台で開業できる。
陸運局へ貨物軽自動車運送届出書を出すだけで、特殊な資格は不要。
年収1,000万の人もいる。
運送業界は働き手が減っているという話を最近ちらほら聞くので、需給バランス的にはチャンスかもしれない。
フランチャイズに加盟する手もあるが、結局仕事の開拓は自己責任になるので注意。
誰とも話さなくても仕事が出来そう、というイメージで始めると期待を裏切られるはず。
不動産投資
安定した給与所得があれば融資を受けやすいので、独立というより、サラリーマンのまま始める方が向いている。
元金100万から区分マンションなど、小規模に始めていくルートもある。
利益を再投資できるなら、時間をかけて資産家になる道も開ける。
セミナー講師、勉強会主催
人前で話すことが苦手でなければ検討の価値あり。
得意な分野、好きな分野について30~50冊くらい本を読めば、知識的にはプロになれる。
話し方のテクニック、講演を盛り上げるテクニックなどは、別途先生を探して教えてもらうと良いかもしれない。
自分でセミナーを主催して集客する方法と、各種講演を主催している会社に売り込む方法がある。後者の場合、主催者とオーディエンスの両方を喜ばせる必要がある。
電子出版
Kindle出版では、ロイヤリティと言われる印税の率が条件次第で7割になる。
万人向けではないが、執筆が得意に人には素晴らしい環境が整った。
サロン経営
コーチング、カウンセリング、マッサージなど。
自宅でやっても良いし、出張して行ってもいい。利益率は高い。
人の悩みや痛みを解決するという具体的な価値を提供できる。
もちろん、事業の成否は集客にかかっている。
占い師
「スマホ1台で一生のお客様100人集まる占いビジネス」の著者の桜井美帆さんのように、スマホで月100万以上稼ぐ人もいる。
好き嫌いはあると思うが、カウンセリングの一形態としてビジネスに取り組めば、やはりそこは集客やリピーター確保、価格戦略などの話になり、やり方次第では利益率の高い仕組みを作ることができる。
もの作り、個人メーカー
3Dプリンターによる製造業。特殊な用途のニッチな製品の製造を、小資本でスタート出来る時代がきた。
エントリーモデルなら5万円~10万円で購入可能。
将来的には3Dプリンターで、料理や臓器までプリントできる時代がくる。形にしたいアイデアがあるなら、素晴らしい入り口。
DVDなどの教材作成販売
自分の趣味、特技をもとに、レッスン教材を作成して儲けている人は結構いる。
例:バドミントンのレッスン動画のDVDを作ってネットで販売し、年商約6,500万円の須田祥充氏。
お稽古事の教室を運営している先生は、教材作成というサイドビジネスをやるのも悪くない。まずはYoutubeで情報発信して様子を見ながら、求められる教材を作りこんで行く方向がいいかもしれない。
移動販売
フードトラックで何かしらの料理を作って販売。
飲食店の開業に必要な許認可+道路占有許可、あるいはスーパーの駐車場などの使用許可。
飲食店としては小資本でスタート出来る。
自分で仕組みを作り上げてFC化するのは面白そう。
小規模飲食店
居抜き物件を利用したラーメン店など。脱サラの王道ルートだが、諸条件がそろえば100万円~で開業することもできる。
後は如何に集客を絶やさず、リピーターを増やして回転率を上げるかが勝負。ちょっと試算してみたところ、一杯500円のラーメンを売っても40万円くらいの収入を手に入れることは理屈上可能。
今もらっている給料によっては魅力的に映らないかもしれないが、多店舗化を考えるなら、成長スピードの速いビジネスになりそう。
ちょっと気になった 婚活ビジネス
婚活FCというものがある。
FC本部の信用性などを相当吟味する必要はあるが、「月会費」というストック型のビジネスモデルになっているところが、良い意味でも悪い意味でも気になるポイント。
ビジネスの目的としては、皆さんがスムーズにパートナーを見つけるお手伝いをする仕事なのに、現実の成婚率は10%程度とも言われるほど低いので、成功報酬よりも月会費が旨味だとすれば利益が相反してしまうが・・・。
市場規模は今後更に伸びていく模様。
ネットビジネス各種
ネット通販
キモは粗利の大きさ、在庫の量、在庫回転率。つまるところ資金力があるなら有利。
アマゾンなどの有望なチャネルを使うなら、数をさばくことは難しくない。
アマゾンで売るからといって「せどり」ではない。新品商品を一定量仕入れて売る方法がよさそう。(古物商免許も必要ないし、中古品の目利きや一品づつのクリーニング作業などが不要なため。)
売れ筋商品の卸業者を数あたって見積もりを取り、利益が出そうなら仕入れて売るという作業を繰り返す。たまにある、業者の見本市などにいけば、効率的に資料集め、商材探しができる。
ヤフオクから始める通販
ある意味ノーリスクの始め方。
ネット通販にトライしたいならヤフオクから始めるのがおすすめ。身の回りのモノを売ってお小遣いを稼ぐ、というネタは古くからあるが、実際まだやったことがないなら試す価値あり。
もし、自分で物作りが出来る人でも、ヤフオクで売りながらお客様の反応を見ていくと、良いスタートになりそう。
輸出入
Amazon,Ebay,BUYMA等を駆使して差益を稼ぐ。
良い商材を見つけることがキモ。偽物、関税などに注意。
アフィリエイト
時間はかかるが、作り上げれば素晴らしい結果が待っている。
ある意味、ネットビジネスのエッセンスだけを取り出したようなビジネス。
先日、アフィリエイトで稼いでいる人達が集まる懇親会にお邪魔した際に、ゼロからの立ち上げスピードという意味で一押しの稼ぎ方は、PPCアフィリエイトだと言っている人が多かった。
スタートに数万円はかかるものの、キーワード分析等、地道にやっていける人には向いている。
もちろん、サイト作成やSEOに自信があるなら、特定のジャンルの情報サイトやブログを作成し、アクセス数を集めれば、利益率の高い運用が可能。
まとめ 共通事項
どんな起業にも同じような壁が待ち受けている。
基本的なビジネスの要素としては下記の二つがある。
・何を売るか? 製品開発力
・誰に売るか? 営業力
この二つをゼロから作るのは起業の中でも一番難しいルート。
もしやるなら「ユーザー起業」と呼ばれる方向が良い。
ユーザー起業とは、自分が解決したいこと、達成したいことのために商品やサービスを作っていったら、それが他の人にも役立つモノだった、というルート。
その対極にあるのがFC。
ある程度ビジネスチャンスがありそうなマーケットには大抵FCがある。
どういう商品・サービスを販売するかがカッチリ決まっており、営業についても多少の支援がある。
但し自分主体性が弱まり、利益率も下がる。何より、加盟金などの費用がかかる。
やり方次第だが、何も考えずにFCをやればいいか、といえば一概にそうとは言えない。FC本部の言うことを客観的に判断する必要がある。
以上です。