超ローリスクで起業するなら会社をやめる前にやっておくべき28の準備

やることリストとペン

起業を決意しても、そう簡単に会社を辞めてはいけません。

起業のリスクの大半は、お金のリスクです。
勢い勇んで起業しても、無収入のまま計画通りにコトが運ばなければどうなるか、簡単に想像出来ると思います。

起業の失敗とは、要するに「アイデアが正しい形になり、お金になる」前に資金が尽きるから続けられなくなるだけのことです。

会社員のまま、スキマ時間、帰宅後の時間、週末の時間などを駆使して起業の準備をすれば、低リスクで起業できます。

サラリーマンのまま会社を設立し、事業計画を作って創業融資までこぎ着ける。それで始めて辞表をだす、という強者もいます。

いずれにしても、まずは小さくても「これはいけそうだ!」という手応えをつかんでから大きく動くのが得策です。

さくっとリストだけ確認したい場合はこちら

事務手続き編

クレジットカードを作っておく

小ネタですが、独立したばかりの時は審査に通らないことがあります。作る予定があるなら、在職中に作ってしまいましょう。

引っ越しや住宅ローンの申し込み

検討しているならこれも辞める前にやっておきましょう。

退職後の社会保険、税金関連の手続き

事前に確認しておきます。

スキル磨き、ノウハウ蓄積編

業務フローを覚える

起業すると事務作業を全て自分でこなす必要が生じます。事前に勉強するのはもちろんですが、分からないことや、作業のコツなどを総務、経理の人に聞いておきます。
見積書から始まって発注、受注、納品、検収、請求、領収などの書類事務の流れや、書類に書くべきこと、書類フォーマットなどを覚えておきます。

自分に足りないスキルを吸収する

社内の企画で自分が今までやったことがないような仕事にチャレンジする機会があれば、どんどん参加します。

特に商品開発やマーケティングに関することは積極的にトライして下さい。自分が実際に運営する立場になったつもりで臨めば、吸収できる情報量が各段に上がります。

但し大企業に勤めている場合は、起業後の小さな会社で通用しないやり方もあるので注意が必要です。

また、身近にエース級の営業マンがいるなら、どうやって新規開拓をしているのか、普段どうやって顧客フォローをしているのか等、是非話を聞かせてもらうべきです。

転職

ちょっとしたひねり技ですが、今の会社で自分が起業したいジャンルの経験が出来ないなら、転職して一定期間自分を磨く方法もあります。

お手伝い

友人知人にベンチャー企業の経営者がいれば、夜間や週末だけでも何か手伝えることが無いか聞いてみると良いと思います。特に小企業ならではの物事の考え方、仕事の仕方などに触れておくのは良い勉強になります。

家庭編

家族がいるなら意志共有は本当に重要です。
会社を辞めて起業するのは何故か?その後の計画はどうなっていて、生活はどう変わるのか?

しっかり話し合います。

一緒に暮らす人からの逆風は計り知れない程のデメリットです。

人脈編

基本的に退職の際にはじめて挨拶回りをするようでは遅すぎます。起業を決意したら起業後の展開を見据えて人脈づくりをはじめ、時期をみて起業の予定を伝えるのが良いと思います。

その後、退職して起業したら改めて挨拶回りに行けばスムーズです。

同僚

まずは、同僚に取引先の紹介を依頼してみましょう。

取引先

また、取引先に話を聞いてもらえそうな人がいるなら、関係を深めておきます。いきなり売り込みに行くのではなく、まずは自分が、相手にとってメリットのある存在だということが伝わるよう、相手の視点で信頼関係を築くのが先決です。時期をみて、将来独立する予定を伝えて協力をお願いします。

セミナー・交流会

セミナー、交流会で先輩起業家や、将来の見込客になってくれる人、自分の事業に意見を言ってくれそうな人との関係を作っていく。

オリジナル名刺

独立準備中の名刺を作るのもお忘れ無く。会社を辞めたあとも続く関係を築くには最初が肝心です。セミナーや交流会では、現職の名刺をだすのではなく、オリジナルの名刺で自分のアイデアと自分自身が伝わるようにします。

未来のパートナー

自分の情熱に賛同してくれる人で、自分に足りないスキルを持っているパートナーがいるか探す。必ずしも一緒に起業する相手という意味ではなく、主要な材料の仕入れ先や、マーケティングの仕事をお願いできる人も時間をかけて探していきます。

頼れる専門家

起業後に頼れるような専門家を探す。税理士や司法書士など、長いつきあいになりますので勉強熱心で、しかもフィーリングの会う先生を探しておきましょう。

また、自分が起業する業界に関して詳しい専門家も探しておきます。困った時に頼れる人を二人つかまえておくと安心です。

リサーチ編

会社にいるからこそ出来ることを活かしてできる限りの調査をします。

業界展望

個人的に付き合いのある取引先に、自分が起業するジャンルの人がいれば、具体的なニーズや業界展望などを聞きます。

同業視察

同業者の視察も欠かせません。
コツは客と業者の二つの視点で観察することです。

同業者の商品、サービスを実際に買って顧客目線で細かく観察する。足りないところや自分なら良く出来ると思う点があれば、後々、自社の強みに出来る可能性があります。

また、商品のキャッチコピーから、問い合わせ対応、資料請求、商品パッケージなど全ての接点を業者視点で見ることで、運営のノウハウを研究する。

こういった調査に時間をかけることが出来るのも、固定給のなせる技です。

資金計画編

自己投資用の資金を確保する

起業家にとって、もっとも投資効率の良い投資先は自分自身です。

セミナー参加や書籍購入などに毎月一定の予算を割いておきましょう。その分はその他の生活費を削って捻出します。こんなことができるのも、毎月決まった給料が出ている間の特権です。

自己資金の蓄積を始める。

・退職後の生活費の確保
・事業用資金の蓄積

自己資金だけでやるのか、借入が必要かも事業計画を作りながら決めていきます。

参考記事→「[創業融資]起業を志したらまず銀行に行くべし」

シミュレーション編

最小範囲のテストマーケティングから始めます。売れないものに全てをかけて失敗しないよう、売れるもの、必要とされるものを理解するための作業がテストマーケティングです。

一番大変なこと

家族や知人をモニターとして商品を大幅割引で買ってもらい、どうしたらもっと便利になるか、どうしたら友達にも教えてあげたくなるか、意見を聞く。

商品やサービスはプロトタイプで良いのでまずは行動を起こして、改善していく。事業が軌道に乗るまでに一番大変なのはこの部分なので、アイデアがあるならいち早く取り組むべきです。

よく、ビジネスには独自の強みが必要だと言いますが、強みは顧客との対話で明確になるものです。

実績作り

また、この過程で起業前から実績作りや、お客様の声の入手ができます。

ブログでの情報発信

情報発信の目的は潜在的な見込客の声を聞くことです。

ブログを書いてアクセスが集まるまでに数ヶ月の時間があるので、これもすぐに取り組むことをお勧めします。

ビジネスプラン編

ビジネスのアイデアを計画に落とし込む。

事業計画は最初から完璧なものを作る必要はありません。というより、完璧なものなど無いと思った方が早いです。それでも、テストマーケティングや情報収集を通じて、起業までに最低限、現実的に機能する計画を立てることが目的です。

設立準備編

退職して起業に専念する条件を決める

会社を辞めずに準備をするといっても、出口を決めないと辞めるタイミングがつかめなくなります。そこで、あらかじめ独立するための条件を決めておきます。例えばこんなものです。

・人脈作りの結果、起業したら見込客になりそうな先が~社、~人以上見つかる。
・実際にお金を払ってくれるお客さんが~人つく。
・事業アイデアを発信するブログで、問い合わせが月~件来るようになる。

起業する日を決める

条件がきまったら、逆算して目標を達成するためのスケジュールを立てます。

事業運営に必要な事柄を決める

・法人にするべきか、個人事業主で始めるべきか決める
・会社名、屋号
・事業の所在地
・家でやる、事務所を借りる、店舗を出すなどを考える

マインド編

起業するとは経営者になることです。

サラリーマンから起業家になると変わることをあらかじめ知っておきます。

→詳しくはこちら(会社をやめて起業したらこうなった!サラリーマン時代との違い、変わること まとめ)

チェックリスト

最後に、まとめとしてチェックリストを作っておきました。是非ご活用下さい!

事務手続き

1.クレジットカードの申し込みをする。
2.引っ越しや住宅ローンの申請は退職前に済ませる。
3.退職後の社会保険、税金関連の手続きを確認する。

スキル、ノウハウ

4.今の自分にたりないスキル(専門技術や、経営知識など)が何か把握する。
5.経理や事務作業などの作業フロー、帳票フォーマットについて調べておく。
6.マーケティングの仕事に出来るだけ携わる。
7.同僚の営業マンと仲良くなってノウハウを聞く。
8.専門スキルの向上のため、転職が有効か考える。
9.今の会社が大企業なら、小企業ならではの考え方に触れてみる。

家庭

10.家族とよく話し合って協力者になってもらう

人脈

11.同僚に取引先の紹介を依頼する。
12.自分の取引先との信頼関係を深める。退職後にも続く関係作りを目指す。
13.セミナーや交流会に定期的に参加する。
14.オリジナルの起業準備中名刺を作る。
15.未来の取引先、アウトソーシング先、必要なら共同創業者の候補を探す。
16.頼れる専門家を見つけておく。

リサーチ

17.業界人に業界ニーズや展望を聞く。
18.業者と客の二つの視点で競合視察をする。

資金計画

19.資金計画を立てる

シミュレーション

20.テストマーケティングを通じて最低限「いける!」という感覚をつかむ。
21.モニター客の声を通じて自分の強みに気づく。
22.テストマーケティングをしながら、実績作りも目指す。
23.いち早くブログで情報発信する。

ビジネスプラン

24.自分のアイデアを事業計画という形に落としこむ。

設立準備

25.どうなったら会社を辞めて起業するか、あらかじめ条件を決める。
26.起業する日程を先に決めてスケジュールを逆算する。
27.事業運営に必要な事柄を決める。

マインド

28.経営者マインドを身につける


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