苦手意識やコンプレックスを克服したい時に考える2つのこと

完璧な人などいません。
多かれ少なかれ、誰でも苦手意識やコンプレックスを持つことはあるでしょう。

 

しかし考え方次第で、乗り越えられる苦手意識もありますし、乗り越える必要すらない苦手意識もあります。

もし今までの習慣から、苦手意識を受け入れているなら、あなたは、もったいないことをしているかもしれません。

 

そこで今回は、

「苦手意識やコンプレックスをどうにかしたい!」

と思った時、まずは簡単に取り組めそうなことを2つ、さくっとご紹介したいと思います。

photo credit: McBeth via photopin cc

目次

一つ目の道

手に入れたいものが、苦手意識やコンプレックスを越えた先にしかないなら、ここはあえて戦うしかありません。

 

戦うための第一歩は、敵を知ることです。

この場合は己を知る、ということでもあります。

具体的には、苦手意識やコンプレックスの原因を考えるところから始めます。

 

今回注目したいのは、「根拠のない苦手意識」です。

 

苦手意識を持つようになった原因を、よくよく考えていくと

・小さい頃から親に「お前が音痴なのは親のせいだ、すまん。」と言われていたので歌の練習なんか試したこともない。

・周りからいつも「お前には金運がなさそうだ」と言われていたので起業には興味があるが、やはり怖い。

・中学校の先生に「君には英語のセンスがない」と言われてから英語が苦手になった

こういう経緯に思い当たることがあります。

 

このように、環境や、誰かの言葉によって苦手意識が引き起こされることは少なくありません。

特に、まだ確固たる自分の軸が出来ていない幼少期には、誰の言葉であっても、どんな環境でも、真に受けてしまうことが多いかと思います。

 

だから、大人になって自分で考える力をもった今こそ、苦手意識の中で、

・もうその根拠自体が無効になっているもの、あるいは
・自分で無力化できるもの

が無いか、見直してみる必要があります。

 

一度、苦手意識をもつと、避けて通りがちになりますが、やっかいなのは、避けることを繰り返すと習慣化され、それが当たり前になってしまうことです。

「出来なくて当たり前」と思っていることの中には、考え方次第で、今なら乗り越えられることもあるはずです。

 

もう一つの道

ここまでは「手に入れたいものが、苦手意識やコンプレックスの先にしかない」場合の話でしたが、多くの場合、目標の達成方法は一つではありません

 

苦手なことはあえて無視して、他のルートで、同じ結果を目指す方が良いこともあります。

 

例えば、私の友人に、大勢の前で話すと非常に緊張してしまうコンサルタントがいます。しかし、彼はあえてパブリックスピーキングの習得を目指したり、セミナーの練習をしたりせず、どこまでも一対一のコンサルティングに持ち込むスタイルで破格の報酬を得ています。

 

冒頭でも書いたように、苦手意識やコンプレックスは誰にでもあります。

苦手意識を持っていること自体が悪いわけではないのです。

 

苦手意識をどうしても克服したいと思うなら、そこにこだわって原因を追及する前に、その動機も考えてみて下さい。

苦手意識を克服することで、どのような状態を手に入れたいのか?ということです。

 

もし他の方法で、自分の望む状態が手に入るなら、その苦手意識なんて、どうでも良くなるのではないでしょうか?

 

まとめ

苦手意識やコンプレックスをどうにかしたい、と思ったら

克服したいと思う自分の動機
苦手意識が生まれた原因

の二つをまず考えてみて下さい。

 

ではまた!

 

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この記事を書いた人

田畑ゼミ主催者。

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